この度、晴れて発達障害であると診断を受けた。
良い機会のため発達障害について調べて見た結果を書いていく。
発達障害とは
発達障害とは、生まれつきの脳機能の発達の偏りによ利起きる障害。
生まれつきの脳の特性で「病気」とは異なると言われている。
脳の発達が通常と異なっているために特定の分野では優れた能力を見せるが、
その反面で子供以下の能力しか発揮できな分野もある。
要するにできること、できないことの差が激しすぎるということだ。
得意・苦手なんて誰にでもある!
というような意見ももちろんあるだあろうが
発達障害ではその差が激しく顕著に現れる。
そのため、学校や会社などコミュニケーションを必要とする環境では問題が生じやすい。
子供の頃に障害が発覚すれば対策の仕様があるが、
親すらも気がつかずに成長してしまい社会に出てからトラブルが起きるケースが多く、
数年前には何度もニュースに取り上げられていた。
発達障害のレベルはグラデーション状になっており、
どこからどこまでが発達障害でそれ以外が健常者というような線引きができていない難しい症状でもある。
発達障害の分類
発達障害は症状の特性により分類されている。
分類は大きく分けて3つ。
・注意欠如・多動性障害(ADHD)
・学習障害(LD)
通常1つの特性だけが現れることは少なく、
多くの場合は複数の症状を併発している混合型がほとんどの場合である。
(因みに私はこの3つとパニック障害を持っていると診断された。もっとしっかり調べればまだ出てくる可能性があるとのこと……)
・注意欠如・多動性障害(ADHD)
不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(思いつくと行動してしまう)という症状があり、幼少期に発見されることが多い。
自閉症やアスペルガー症候群と広汎性発達障害などが統合された分類。
社会的コミュニケーションや対人関係の困難さ。限定されたものや、自身の興味だけで行動を起こしてしまうという傾向がある。
ASDの一番の困りごととしては、感覚に関する過敏性や鈍感性を伴だろう。
要するに、健常者よりも音に過敏になってしまったり、蛍光灯の光ですら眩しいと感じることがある。逆に人よりも感じにくいという場合もあるようだ。
・学習障害(LD)
全般的な知的発達に遅れはないが、「聞く」、「話す」、「読む」、「書く」、「計算、推論」等の能力に困難が生じる。
簡単な計算で合ってもミスをしてしまう。
文字を読んでも内容が理解できない(ディスレクシアとは別)というような症状がある。
分類ごとの困りごと
・作業をしていても気になることがあるとすぐに別の作業をしてしまう。
・片付けるのが苦手で常に散らかっている。
・物音や話し声に敏感ですぐに集中力が切れる。イライラする。
・一度集中すると過集中になり気がつくと深夜や朝方になっている。
・要点をまとめて話すのが苦手
・文章をまとめられない。
・簡潔に話すのが苦手
・複数のことを同時にできない。
・人の顔を見て話すのが苦手
・集団行動が苦手で無理に合わせようとするとストレスがたまる。
・雑談で何を話せば良いのか分からなくなる。
・数名や集団での会話、グループワークでの話についていけない。
・音や光、匂いに敏感。
・「空気を読む」ということができない。理解できない。
・周りの人間が普通にできることができない。
・抽象的な言い方をされると理解できない。
LD
・計算が苦手で現金でも支払いが苦手
・文字を読んでも内容を理解できない。
・文章を書こうとしてもうまくまとまらない。
・数字の桁が増えてくると分からなくなる。
まとめ
発達障害を持っていると日常生活において様々な問題が起きる。
生活する上でもうどうしようもないという人は一度、
病院で診断を受けるといいだろう。
診断をすることで自身はどんな特性を持っていて何ができて何ができないか説明を受けることができる。
また、症状の深刻度合いによっては国の制度や保障を受けることができる。
自分ができることできないことを理解することで精神的に楽になるし、会社など環境を変えるきっかけになる、発達障害は自分でどうこうすることはできない。
環境を整え、周りの理解を得ながら生活していく必要がある。
おまけ
おまけとして、私自身が発達障害の診断を受けるきっかけになった本と、
発達障害を持っている私たちにとって役に立つ本のリンクを貼っておく
少しでも参考にしていただければ私も嬉しい。
この本はADHDについてまとめられた本だが、漫画ベースで描かれていてとても読みやすくお勧めだ。
この本は、発達障害と診断された人だけじゃなくその傾向がある人にも役立つ本になっている。今まで自分では考えもしなかったことを教えられ眼から鱗だった。