発達障害とは
生まれつきの脳機能の発達の偏りにより起きる現象。
その偏りが大きいほど「できること・できないこと」の差が大きくなります。
それゆえ、普通の人であれば簡単にできることだったとしても
どうしてもできなかったり、ものすごく時間がかかってしまう人もいます。
周囲からは「不器用」「努力が足りない」というようにみられることが多いため、
誰にも苦しみを理解してもらえず、自分を追い詰めすぎるあまりうつ病になってしまうなど、社会生活において問題が起きることもあります。
発達障害の種類
一口に発達障害と言ってもいくつかも種類があり、
主に『自閉症スペクトラム障害』『注意欠如・多動性障害』『学習障害』の3種類に分けられます。
3つのうち1つだけが生じる場合もあれば、複数の特性が同時に現れることもあります。
複数が併発している場合は、診断が難しいらしく診断書がもらえないケースもあります。
自閉症スペクトラム障害(ASD)
感情や認知といった脳の機能に問題があり、以下のような症状があります。
①人とコミュニケーションを円滑に行うことが難しく、対人関係でトラブルが生じる
②こだわりが強く、自身が興味のないものに対しては集中することが難しい
注意欠如・多動性障害(ADHD)
①じっとしていることが難しく、思いついた側から衝動的に行動してしまう
②注意力が散漫になる傾向があり、ミスや忘れ物をすることが多い
③片付けをするのが難しく、部屋や机の上が常に散らかっている
学習障害(LD)
教育環境や本人の努力にかかわらず以下のような症状が現れます。
①言葉を聞いたり話すことが難しい
②文字を書いたり読むことが難しい
③計算など考えることが難しい
発達障害は病気ではない…らしい
現在、日本では10人に1人が発達障害であるとされているらしいです。
10分の1の割合で発達障害の人間がいると考えると、
それほど珍しい症状ではないと言えます。
そのため、もし病院で「発達障害」と診断されることがあってもあまり悩む必要はないと言えます。
名前に”障害”とついているので勘違いされることも多いですが、
正確に言えば”発達障害”は「病気」ではない…らしいです。
ADHDなどは、大昔の人間が狩猟をしていた時のなごりとも言われています。
簡単に考えれば、発達障害というものは「考え方や感性が普通と少しだけ違う」だけのことです。
自分の「できること・できないこと」さえ把握ができれば、日常生活や仕事においても対策は可能です。
あまり気に病まず、気楽に生活するのが一番だと思います。
最後に
ということで「発達障害」について簡単にですが、まとめてみました。
外見だけでは判断できず、難しい症状ですが周囲の理解と協力さえあれば普通の生活を送ることは可能な症状です。
ですので、よほどのことがないかぎり病院に行く必要はないと思います。
私は診断されるまでに間に病院を10件ほど巡りましたが、ほとんどが時間の無駄でした。
心療内科はそもそも、初心を取るのが難しく電話をかけても相手にされないことがほどんどですし、
受信にこぎつけたとしても、一度病院にいっただけでは診断までされません。
何度も通院する必要あるので多くの時間が奪われます。
検査もほとんどが保険適応外で高額です。
さらには、病院側の対応が悪いことも多く病院に通えば通うほど精神的に参ってしまうこともあります。
(通う病院は心療内科のはずなんですが…おかしいですね。病院にいった方が精神が不安定になっていきます。)
とはいえ、日常生活においてかなり支障をきたす場合は病院にいった方がいいとは思います。
ただ、前述したように心療内科は対応が悪いところが多いと思っています。(少なくとも私は…)
どうしても病院に行くときは、事前にクチコミを見るなど下調べしてから行くことをお勧めします。
ちなみに、病院の口コミは良い評価ではなく、低い評価の方が信憑性が高いです。