みなさまこんにちは
発達障害が原因でうつになり絶賛休職中の”無能”です。
給料が出なくなったため、仕方なく田舎の実家に帰ることになったのですが…。
さすが田舎、車がなければどこにもいけません。
というわけで久しぶりに運転をしたわけですが、
発達障害(ADHD)の人って車の運転向いてないんじゃね?と思ったので今回の記事を書くことにしました。
個人の感想という形にはなりますがもし興味があればお付き合いください。
久しぶりに車に乗ったらやらかしまくった
帰省後、車を1週間運転した私の戦績ですが…かなり酷いです。
- 猫が飼い主に身体を擦り付けるが如く、壁に車体をすりすり(ボディ損傷)
- 駐車時にブロックの位置を見誤り、ブロックに胴上げされる(車の底損傷)
- 道を間違えパニックになり、突然停車し渋滞を作成(圧倒的迷惑行為)
- いつの間にか対向車線を逆走(対向車両がいなくてよかった)
- 見るべき信号を間違い結果的に信号無視(事故未遂)
- ガソリン残量を見誤り(というかみてなかった)、車が昼寝(ガス欠) etc…。
1週間連れ添った歴戦の友(車)はボッコンボッコンです…。
あらためて、よく免許取れたなと過去の自分を尊敬しました。
というか免停にならなくてよかったです?
なぜ運転が向いていないのか
発達障害(ADHD)を持っている人のほとんどはマルチタスクが苦手と言われています。
基本的に目の前のことで手一杯になってしまうため苦手ということらしいです。
しかし車の運転というのは、その苦手なマルチタスクが求められる作業なんですよね。
『アクセルを踏みメーターをみつつスピードを調整』
『カーナビをみて道があっているかを確認』
『危険がないか常に気を配る』
『必要があればブレーキを踏む』など
マルチタスクができなければ車の運転はかなり厳しいですね。
それに加え、ADHDには「空間把握能力の弱さ」「方向音痴」「集中力の無さ/注意力散漫」という特性もあることから、車の運転をする上では致命的としかいえません。
運転を妨げるADHDの特性/運転に手こずる理由
車両の感覚がわからない
ADHDの人は空間認識能力が低い傾向があるため、
車体が前後左右どこまであるのかを把握しきれずに
車線をはみ出して運転したりぶつけたりすることが多い。
私の場合、普通に生身でいる時ですら頻繁につまづいたり身体をぶつけたりしている始末…。
自分の身体でさえまともに扱えないのに何倍も大きい車を操作するのはできなくて当然のことなのかもしれません。
方向音痴
空間把握能力が低い同様に方向音痴の気質もあります。
まぁこれに感してはカーナビで解決ですね。
マルチタスクの苦手なADHDがカーナビを有効利用できるかは別ですが…。
私は車以前に徒歩の移動時でさえ道に迷います。
えっ、グーグルマップ?使ってますとも!
その上で迷うんです…。
カーナビを使っても同じです。
「○m先右」とか言われてもどこの道を曲がるんですか?状態。
(これも空間把握能力が低いってことなのかもしれません)
注意力散漫
とにかくマルチタスクが求められる車の運転。
どれだけ注意しても何かしら疎かになります。
速度に気をつけて運転していたら、曲がる道を間違えたり…。
信号が多い道では一つ先の信号を見てしまい結果的に信号無視をしてしまうことが何度かありました。
気になることがあると集中できない
ADHDは気になることがあると、意識が別のところに持っていかれる傾向があります。
携帯やカーナビの音声などに気を取られてしまい事故を起こしてしまうことも多いらしいです。
悩みがある時も車には乗らない方がいいかもしれないです。
突発的事態に対処できない
道を間違えたり緊急車両がきたときなど、
予想していないことが怒ると頭が真っ白でパニックになり咄嗟に判断できない傾向があります。
パニックなり最終的に奇行にはしり事故を起こしたり…。
最後に
今回はADHDは運転に向いてないのではないかという内容で記事を書いてみました。
冒頭でも記載しているように個人の感想ではあるので、全ての人に当てはまる内容というわけではありません。
しかし、ADHDの人は普通の人よりも何倍も注意をしながら運転しなければいけないということは間違いありません。
運転中は携帯の電源を切ってカバンの中にしまい、
音楽は流さないと言ったように小さなことから対策することで危険は減らせると思います。
※あまり関係ないですが、「発達障害を抱える人は仕事上で困る」といった内容の記事はよくみますが、車関連の記事はあまりみないですよね。下手すれば命に関わる内容なのでもう少し話題になってもいいような気がします…。