※1.この記事は個人的な見解を書いているだけで何の根拠もありません。
※2.発達障害者が書いている文章ゆえ、支離滅裂な内容になっているかもしれませんが、少しでも興味を持っていただければうれしいです。
「ADHDは天才だ!なぜなら、エジソンやジョブズもADHDだった」
ADHDなど発達障害に興味、関心がある方は一度は聞いたことがある言葉かと思います。
ADHDの症状に悩まされ続けている当事者にとっては、
まさに一筋の希望の光とも言える言葉だと思います。
私自身、ADHDの症状に悩んでいる時にこの言葉を見つけて希望を持ったことがあります。
しかし、今では『ADHD=天才』という考えは完全に嘘だと思っています。
一時期は「自分は天才かもしれない!」と舞い上がっていましたが、
よくよく考えれば今までの人生で『天才の片鱗』など一度たりとも見たことがありません。
(自分が極端に無能なのかもしれない…)
そもそも、エジソンなどの偉人がADHDだったという根拠は何もないらしいですし…。
つまり、よく取り上げられる「ADHD=天才」というの考えは、
「過去の成功している偉人を調べたら、たまたまADHDっぽかった」から紹介しているに過ぎないということです。
結果論ですね。
本当に天才であるなら
2、30人に一人が発達障害と言われている日本では天才まみれになっているはずですし…
実際の発達障害って『普通の人が10できる事を7、ひどければ4しかできない』というのがほとんどです。
今みたいにADHDは天才だ!というふうに祭り上げられると、
悲劇を生みかねないので、もう少し考えて発信して欲しいものです。
(今回描きたかったのは、ここまでです。以降は読まずにブラウザバックしていただいて大丈夫です。)
天才じゃないけど『才能』はあるのかもしれない
今まで発達障害という切っても切り離せない生き物と二人三脚で生きてきました。
本当に何一ついいことがなく絶望する毎日です。
「せめて天才だったら救いがあったのに」なんて考えない日はありませんでした。
ただ、最近「天才出ないにしても、普通の人より優れた才能はあるかもしれない」ということに気がつきました。
私自身も含めADHDの方が持っている”才能”それは『勉強』です。
「いやいや、勉強は一番苦手」と思うかもしれません。
実際、私自身も学校の勉強は苦手でした。
英語なんて特に苦手で35点以上とったことがありません…。
ただそれは”学校の勉強は”という話です。
気づいてしまいました。
パソコンの知識やゲームの勝ち方、絵の描き方でも何でもそうですが、
自分の興味のある分野であれば何の苦もなく平気で何時間も調べられると…。
そういったことを学ぶのも”勉強”です。
勉強というのは、「学校で学ぶもの」だけじゃないんです。
ADHDは自分が興味のないことに関しては、何の力も発揮できません。
しかし、一度自分が向き合うべきものを見つけた時、
満足のいくまで情報を吸収し蓄える力を持っています。
つまり、適切に学びスキルを身につけることさえできれば
「何者にでもなれる」可能性が普通の人よりも極めて高いと言えます。
私が今まで、何をやっても上手くいかないと悩んでいたのは、
適切に情報を学び、十分な知識を得ていないことが原因でした。
知識のないものから何かを生み出せるわけないですよね、当然といえば当然ですが。
自分の興味のあることであれば勉強し続けられるADHDは、
「天才」とまではいかなくても普通の人より活躍できる可能性を秘めていると思います。
ADHDと診断され、自分に自信を無くしてしまっている人も、
一度、自分の好きなことに全力を注いでみませんか?
1年後には、周りの人を驚かせるほどの成果をあげているかもしれません。
ADHDが輝く方法、それは「興味のあることを見つける」それだけです。