社会不適合はライフハッカー

発達障害で社会不適合な自分の考えやライフハックなどをまとめます。

『甘え』と見られることが多い”非定型うつ”について

好きなことをしているときは元気

 

人に文句ばかり言っている

 

このような状態から『うつ病』というより”甘えている”だけ”わがまま”なだけと見られることが多い『非定型うつ』について調べてみました。

(最近は、この非定型のうつについてメディアで取り上げられることもあり

問題として取り上げる人が増えたように感じます。)

 

 

 

 

 

非定型うつとは

「今までのうつ病の症状」+「定型に当てはまらない症状」がある状態のこと。

 

一般的な、”眠れない”などの症状に加え、”今までのうつ病にはなかった症状”が併発している場合に『非定型』として診断されるようです。

 

一般的なうつ病が50代前後の人がなりやすいのに対して、非定型は20代や30代の比較的若い世代に多いということで、「これだから若いものは」と言われる理由がまた増えてしまった感じですね。

 

 

 

症状

実際の症状がどんなものがあるのかというと…。

一般的なうつ病とは、真逆の症状がでるようです。

具体的な症状は症状の話をすると以下にまとめていますが、

客観的に見た場合に限って言えば確かに”甘え”ているように見えるかもしれませんね。

 

 

・感情の起伏が激しい

通常、気分の落ち込み気力がなくなるのに対して

好きなことや楽しいことをしているときは、気分がよくなり活発的に行動できます。

 

ただ、その気分の高揚も好きなことをやり終えてしまえばまたうつ状態に戻ります。

 

この症状が一番周りから批判を受ける原因と言えますね。

確かにわがままなように見えなくはないです。

 

・他人や環境を責める

一般的には、自分をせめる傾向が強いと言われていますが、

非定型は自分がこんな状態なのは、他人や環境を責める気持ちが強くなります。

 

そのため、誰かに否定されたり意見をされると

途端に攻撃的になったり、常にイライラしていることから周囲からは「わがままな人」と見られることが多いようです。

 

・食べ過ぎてしまう

うつ病というと食欲がなさそうなイメージですが、

食欲がなくなるどころか、過食気味になり体重がどんどん増えていくそうです。

 

やつれているならまだしも、体重が増え続けている状態の人はうつ病には見えませんよね。

 

 

・寝過ぎてしまう

一般的な症状では、ストレスかから不眠になることが多いようですが、

非定型は過眠の症状がでて寝過ぎてしまうことがあるということです。

 

原因

強いストレスがかかることにより

脳の一部、感情などをコントロールする部分の働きが悪くなることで、

周りからわがままや甘えと思われるような症状が出るとされています。

 

 

 

最後に

症状と原因について簡単にまとめました。

 

うつ病の症状の辛さは当事者でしかわかりませんし、

特に非定型の場合は、それが顕著なため甘えかどうかの判断は難しいところがありますね。

 

症状が辛いだけならまだしも、周囲から理解されにくいという意味でも当事者が辛い立場になるのは間違いないと思います。

 

 

個人的な感想としては、

「甘えている」とか「わがまま」なんて話はどうでもよくて

『当事者はどれだけ辛いのか』

『実際いままでできたことができているのかどうか』というところに視点を置いて可能な限り周りの人がサポートして支えてあげることが最善だと思います。

 

他人の苦しみを理解してあげる。

今の日本では、なかなか難しいかもしれないですけど、

重要なことですよね。

 

 

 

 

最後に、今回調べていく中での感想としては、

現段階では定型、非定型で分けて考えられていますが

非定型って定型うつの前段階なのではないかなと思いました。

いくら好きなことはできると言っても、

うつの状態が続いたり症状が重くなって来れば楽しいことだってできなくなると思いますし…。

そういうことなんじゃないかなと。

まあ、素人ですので詳しくはわかりません。