仕事でうつ病になってしまったら、その後の仕事はどうすべきなのでしょうか。
今の仕事を続けるか、うつ病などに理解のある会社に転職するか難しい問題だと思います。
元の仕事を続けられるのであれば、
転職活動の必要もないためそういった面では楽かもしれません。
しかし、うつ病というのは一度でも発症してしまうと完治することはないと言われていますので会社に戻るという選択は、症状の再発や悪化する可能性も高くなります。
ということで、この記事では転職をする場合について書いています。
拙い文章かもしれませんが、どうぞお付き合いください。
うつになったら転職した方がいい
うつ病になってしまった場合は
転職などこれまでと違う働き方を探した方がいいと思っています。
私自身、現在進行形でうつ病を経験しており、
元の会社に戻るのは明らかに悪手だと感じたからです。
会社でうつ病を発症する場合、身近に苦手な人がいたり仕事での失敗などトラウマが原因となるはずです。
そんな中、元の会社に戻るというのはうつ病になったのと同じ環境に戻るということだからです。
同じ環境で働くことになれば、過去のトラウマがフラッシュバックする機会は多く、うつ病が再発したり最悪の場合悪化することも考えられます。
うつ病に追い込まれるまで働いた会社で働き続けるのであれば当然といえば当然のことですが…。
中にはどうしても復職したいと考えている人も多いかと思いますが、
盲目的にすぐに結論を出さずゆっくり考えた方が良いと思います。
どちらにせよ、うつ病になってしまったらまずはゆっくり休むべきですね。
復職しないならどんな仕事をするべきか
うつ病になってしまったらどんな仕事をするべきなのでしょうか?
一般的におすすめされているのは軽作業ができる仕事とされています。
軽作業のメリットは身体に対する負担が少なく、
うつ病の再発防止や社会復帰のリハビリもできるということで推奨されている様です。
ちなみに、軽作業というのは商品の在庫管理や梱包などの作業であったりデータ入力などがメインの事務作業のことらしいです。
確かに軽作業であれば、うつ病の症状で頭が思うように働かない人でも安心してできる作業だと言えますが、これでもちょっと厳しいのではないかと個人的には思います。
うつ病の経験がある方であれば理解していただける方もいると思いますが、しんどい状態で毎日8時間も働くのは難しくないですか?
精神的に安定していない状態の人にとっては何よりの苦行だと思います。
では何をするべきかというと、個人的には在宅で働ける仕事をおすすめします。
在宅ワークのメリットはインターネット環境とPC、またはスマホさえあれば時間も場所も縛られることなく作業することができるということです。
一口に在宅ワークと言っても種類はあります。
有名どころでいうとアンケート回答などでお金を稼ぐポイ活がそうですね。
他にはクラウドソーシングサービスを活用すれば、
コピーライターやWebデザイン。シール貼り、知識さえあればプログラマーなど自分のできる範囲で作業することができます。
時間を縛られないため、自分の調子の良いタイミングで仕事ができるというのは最高の環境と言えると思います。
在宅ワークをメインの職業としない場合でも、
自分が再び仕事ができるのか確認するという面でも役に立ちます。
ただ、デメリットとして慣れない間は稼ぐのが難しいということですね。
一応、ブログやアフェリエイト、YouTubeなんかもありますが
一朝一夕でできるものではないもであまりおすすめはできません。
うつ病になってからの注意点
焦らない
うつ病になったからといって、生活費を稼がなければいけないのは変わりません。
それゆえ、早くなんとかしなければと焦ってしまう気持ちは理解できますが、焦って行動してしまうと症状が悪化する恐れがあるので注意が必要です。
焦ってしまうのは仕方ありませんが、まずはゆっくり休みましょう。
休職制度を利用できるのであれば活用し体調を整える必要があります。
油断しない
うつ病は常に同じレベルで症状が出ているわけではなく、
調子が良い時があれば悪い時もあるというように波があります。
たまたま調子が良い状態を治ったと勘違いして張り切りすぎた結果
症状が悪化するということもあります。
給料で転職先を決めない
目先の給料だけに意識を向けた結果、
前職以上にきつい環境で働くことになっては目も当てられません。
多少給料が安くても自身が無理なく働ける範囲で仕事を選ぶ様にしましょう。
さいごに
一度でもうつ病になってしまうと基本的に治ることはありません。
生活のためすぐに働かなければいけないと焦る気持ちはわかりますが、
焦ってすぐに復職するという安易な行動はおすすめしません。
まずはゆっくり休んで考えを整理する時間を取ることが大切です。
日本は傷病手当など制度が整っているので、そうそう餓死することはないはずです。使えるものは使い倒しましょう。
※最後に転職した場合と復職した場合のメリットとデメリットをまとめてみます。
転職メリット
・環境がリセットされることで再発の防止につながる
・今より良い環境で働ける可能性がある
転職デメリット
・転職活動をする必要がある
・面接でうつ病の経験があるとバレると採用されない